福岡天神発着!交通オタクにオススメの周遊ルート
福岡といえば某金満球団が我らがカープをボコボコにしてる真っ只中ですが、そんな福岡には公共交通オタクには楽しい乗り物がたくさんあります。博多からクソ近い福岡空港、大都市福岡の外縁を未だにキハ47がトコトコ走る香椎線、格安新幹線博多南線、日本最強の西鉄バス、韓国まで日本海をぶっ飛ばすビートル、等々。名古屋並みに楽しい街だと思います。こんな交通モードの数々のうちいくつかを短時間でさくっと体験するルートを見つけました。
1.天神→上宇美 西鉄バス370/390
まずは西鉄バス。天神のバスはアホみたいに乗り場が分散していますが、とりあえず「天神日銀前」に行きましょう。この辺から都市高経由便が大量に出ていますが、このうちの上宇美行きに乗ります。
そう都市高。福岡のバスといえばこの都市高速乗り入れです。他都市にも例はありますが西鉄バスは規模がまるで違います。本当に大量に来ます。
この370/390で都市高乗り入れを体験しましょう。そして左側の席に座れば日本最強アクセスの福岡空港を眺めることができます。
天神で撮影。新大阪なんかもそうですが、大都市を低空で飛ぶ旅客機はなかなかにカッコいいものです。ただオリエントタイ航空みたいなのはごめんですが…
ちなみに結構混みます。勝田線を廃止したのが悔やまれる。勝田線がテコ入れされていれば今頃813の3連が20分に1本くらい博多まで乗り入れていたか、あるいは志免から福岡空港に乗り入れ筑肥線まで行っていたかもしれないですね。私は390に乗りましたが、ひばりヶ丘あたりの住宅街や坂もなかなか楽しいですよ。
上宇美からさほど距離はありません、宇美駅まで行きます。ここから香椎線でのんびりローカル線の旅。キハ47が2両くらいで走っています。西戸崎方面は香椎で乗り換えるのですが、海の中道海浜公園への観光客が意外と多い。窓側を確保するなら1本遅らせるのもいいでしょう、30分に1本はあります。
もっとも、窓側を確保したところで海ノ中道から海は見えませんが。けど海ノ中道区間はなかなか独特の風景ですね。写真は海ノ中道から15分くらい歩いたあたりで撮影です。
海が見えなければ、海に出ればいいんです。金印が見つかった場所でおなじみ志賀島に行く市営渡船が西戸崎を経由するのでこれに乗りましょう。海ノ中道から出る船もあります。博多港は客船の出入りが多いので運が良ければ停泊している豪華客船や入出港するビートルやフェリーが見えるかも。
博多港で見れる船たち。ビートルで韓国行きたいですねぇ
博多港からちょっと歩いて国際会議場・サンパレス前まで行くか、もう少し歩いて国際ターミナルまで行きます。そこでBRTに乗りましょう。まぁBRTといっても専用レーンとか特にないただの連節バスではありますが、これでまっすぐ天神に戻るか、あるいは博多回りで行きます。
これで1周です。時間があるなら博多から博多南線で博多南まで行き新幹線をお手軽体験、博多南から西鉄バスで春日原に出て西鉄電車を体験して天神に戻るのもありでしょう。
特徴的な非対称窓の西鉄。
最近新型車両も出てきました。
西鉄でそのまま太宰府まで足を伸ばしてバスで博多に戻るのもアリかもしれない。観光列車(らしいがぶっちゃけただの3000とさほど変わらない)旅人が走っています。
ほかにも気になる乗り物や場所があれば組み込んでみて、オリジナルの旅程を組んでみましょう!
そんなこと書いてる間にもう9回裏で2-0で負けてるじゃないか!