ウランバートル港C2岸壁

ウランバートルは内陸だろ!いい加減にしろ!という人はAISでその辺の船の船籍港を片っ端から調べろ

豚カツは、人類悪である。


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なぜか大半の人間からきちがいのごとく扱われるのだが、私は豚カツという汚物に等しい代物が吐くほど嫌いである。吐くほどというのは決して誇張ではない。実際に初めてまともにトンカツ屋というものに連れていかれてヒレカツを口にし、のちほどなくして嘔吐した実績がある。

かの預言者ムハンマドは初めて豚カツを口にしてその不浄の極みというべき汚物のような味に三日三晩苦しんだため後に聖典クルアーンには豚肉を禁忌とする律(2-173/5-3/6-145)が書かれたということは有名な話であるが、イスラームの教えが広まっていない極東の蛮族の国ではこの豚カツが広く親しまれているのだ。

私には理解できない。全くもって理解不能だ。小学生の時分は狭い知識量のもと好き嫌いが無いなどと豪語していたものだが、がアッラーの他に神はないことから私も人の子であるので人並みに好き嫌いというものがある。豚カツ以外にも苦手な代物(代表的なものでは海藻類、とろろ昆布、ローストビーフ、そして話題の汚物である)はあるのだが、大半は「私は無理だがこれが好きな人の気持ちもわからんでもない」という想像はできる。しかし豚カツに関しては「これのどこに美味いと感じる要素が…?」と疑問に思いながら嘔吐するのである。ましてや万人に好かれる人気メニューの地位を獲得しているのは全く理解に苦しむのだ。経団連並に毛嫌いされて然るべきではないのか。

勘違いしてほしくないのだが、私は豚肉が嫌いなわけではない。犬や鶏、鯨に鴨などと比較したらどうしても劣るのだが、豚肉の他の料理は好きだ。スペアリブなど大好物である。なのでその味を台無しにする冒涜とも言うべき調理に尚更憤りを覚える。

食べなければいいといえばそれまでだが、残念なことに私は今寮生活であり、来年度からは船の中で賄いを食う生活になる。選択ができないのだ。よって泣きながら食らうか捨てる羽目になる。しかも豚カツは基本的にメインディッシュなためその時の食事は著しく少なくなってしまうのである。

よって私が基本的人権を享受するために、豚カツという概念を地上から一掃しなければならない。地上というのは無論海上も含む。むしろ海上のほうが重要だ。しかし賛同してくれる人間が未だ見つからないのだ。

私と同じく豚カツが死ぬほど嫌いだという人間がいたらぜひ声をかけてほしい。そして豚カツを発明した人間は揚げ殺されろ