ウランバートル港C2岸壁

ウランバートルは内陸だろ!いい加減にしろ!という人はAISでその辺の船の船籍港を片っ端から調べろ

福岡天神発着!交通オタクにオススメの周遊ルート


福岡といえば某金満球団が我らがカープをボコボコにしてる真っ只中ですが、そんな福岡には公共交通オタクには楽しい乗り物がたくさんあります。博多からクソ近い福岡空港、大都市福岡の外縁を未だにキハ47がトコトコ走る香椎線、格安新幹線博多南線、日本最強の西鉄バス、韓国まで日本海をぶっ飛ばすビートル、等々。名古屋並みに楽しい街だと思います。こんな交通モードの数々のうちいくつかを短時間でさくっと体験するルートを見つけました。

1.天神→上宇美 西鉄バス370/390

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まずは西鉄バス。天神のバスはアホみたいに乗り場が分散していますが、とりあえず「天神日銀前」に行きましょう。この辺から都市高経由便が大量に出ていますが、このうちの上宇美行きに乗ります。

そう都市高。福岡のバスといえばこの都市高速乗り入れです。他都市にも例はありますが西鉄バスは規模がまるで違います。本当に大量に来ます。

この370/390で都市高乗り入れを体験しましょう。そして左側の席に座れば日本最強アクセスの福岡空港を眺めることができます。f:id:mlginga:20181103224427j:image

天神で撮影。新大阪なんかもそうですが、大都市を低空で飛ぶ旅客機はなかなかにカッコいいものです。ただオリエントタイ航空みたいなのはごめんですが…

ちなみに結構混みます。勝田線を廃止したのが悔やまれる。勝田線がテコ入れされていれば今頃813の3連が20分に1本くらい博多まで乗り入れていたか、あるいは志免から福岡空港に乗り入れ筑肥線まで行っていたかもしれないですね。私は390に乗りましたが、ひばりヶ丘あたりの住宅街や坂もなかなか楽しいですよ。

2.宇美→西戸崎 香椎線f:id:mlginga:20181103210915j:image

上宇美からさほど距離はありません、宇美駅まで行きます。ここから香椎線でのんびりローカル線の旅。キハ47が2両くらいで走っています。西戸崎方面は香椎で乗り換えるのですが、海の中道海浜公園への観光客が意外と多い。窓側を確保するなら1本遅らせるのもいいでしょう、30分に1本はあります。

もっとも、窓側を確保したところで海ノ中道から海は見えませんが。けど海ノ中道区間はなかなか独特の風景ですね。写真は海ノ中道から15分くらい歩いたあたりで撮影です。

3.西戸崎博多港 福岡市営渡船
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海が見えなければ、海に出ればいいんです。金印が見つかった場所でおなじみ志賀島に行く市営渡船が西戸崎を経由するのでこれに乗りましょう。海ノ中道から出る船もあります。博多港は客船の出入りが多いので運が良ければ停泊している豪華客船や入出港するビートルやフェリーが見えるかも。f:id:mlginga:20181103211703j:image

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博多港で見れる船たち。ビートルで韓国行きたいですねぇ

4.博多港→天神 西鉄BRT

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博多港からちょっと歩いて国際会議場・サンパレス前まで行くか、もう少し歩いて国際ターミナルまで行きます。そこでBRTに乗りましょう。まぁBRTといっても専用レーンとか特にないただの連節バスではありますが、これでまっすぐ天神に戻るか、あるいは博多回りで行きます。

 

これで1周です。時間があるなら博多から博多南線博多南まで行き新幹線をお手軽体験、博多南から西鉄バス春日原に出て西鉄電車を体験して天神に戻るのもありでしょう。f:id:mlginga:20181103213507j:image

特徴的な非対称窓の西鉄f:id:mlginga:20181103213536j:image

最近新型車両も出てきました。f:id:mlginga:20181103213612j:image

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西鉄でそのまま太宰府まで足を伸ばしてバスで博多に戻るのもアリかもしれない。観光列車(らしいがぶっちゃけただの3000とさほど変わらない)旅人が走っています。

 

ほかにも気になる乗り物や場所があれば組み込んでみて、オリジナルの旅程を組んでみましょう!

 

そんなこと書いてる間にもう9回裏で2-0で負けてるじゃないか!

おいしい納豆の食べ方

ご無沙汰です。洋上からおはようございます。

今朝の私は非常にイライラしています。なぜか。

 

納豆がカラシのないタイプだったんですね。

 

これはいけない。カラシのない納豆は個人的に断じて許せません。なぜなら私には独自の納豆まぜマニュアルがあるのです。

 

まぁマニュアルと言っても大した内容ではありません。

1.カラシ、たれの袋を取り出す。

2.何も投入せずに10回まぜる。

3.カラシを投入する。

4.40回まぜる。

5.たれを投入する。

6.20回まぜる。

7.完成。

これは標準的な1パックの量の値なので、1:4:2の比率を守って量に応じて変動させます。

この黄金比があるからこそ、カラシがない納豆だと困るんですよね。マニュアルがない。

ちなみに焼き餃子のタレの比率はタレ:酢:辣油=7:4:1が黄金比です。

タレしかない納豆は甘すぎます。おやつならともかく朝飯に白米にかけるには不適でしょう。パンにハーゲルスラッハかけて食ってるオランダ人じゃないんですから。

それと納豆にネギは邪道派ですね。滑らかな納豆の食感が損なわれます。

 

ともかくこの比率を試してみてください。

あなたはどっち派?

突然だが、以下の記事を読んでいただきたい。

 

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9月15日、エバーグリーン発注のコンテナ船「EVER BEING」を撮ってきました。

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来島海峡大橋より撮影。空荷の外航コンテナってなかなか見れないですよね。おそらく海上試運転の帰りです。

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巨大船の通行を通告する今治海上保安部ことなみ型巡視艇PC42「みちなみ」。

今年竣工したばかりの新型船です。

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今治造船今治工場で建造中のEVER BEING。

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こちらは進水前の姿。

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現在建造中のEVER BREED(奥)とEVER BOARD(手前、船名は推測)

今治工場では従来バルク船をメインで建造していましたが、昨年よりEVERGREENの2800TEU級コンテナ船を10隻受注し順次建造しています。今後も新造が控えており来島海峡を通航する新造船の姿も見られるでしょう。1週間前からくるしまマーチスの大型船通行情報で通過日時を見ることができますのでご参考に。

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9月15日、エバーグリーン発注のコンテナ船「EVER BEING」を撮ってきました。

来島海峡大橋より撮影。空荷の外航コンテナってなかなか見れないですよね。おそらく海上試運転の帰りです。

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巨大船の通行を通告する今治海上保安部ことなみ型巡視艇PC42「みちなみ」。

今年竣工したばかりの新型船です。

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今治造船今治工場で建造中のEVER BEING。

 

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こちらは進水前の姿。

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 現在建造中のEVER BREED(奥)とEVER BOARD(手前、船名は推測)

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今治工場では従来バルク船をメインで建造していましたが、昨年よりEVERGREENの2800TEU級コンテナ船を10隻受注し順次建造しています。今後も新造が控えており来島海峡を通航する新造船の姿も見られるでしょう。1週間前からくるしまマーチスの大型船通行情報で通過日時を見ることができますのでご参考に。

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記事の内容も読んでほしいが、この2つのほぼ同じ記事、違いが分かるだろうか。

 

そう、「写真のコメントの位置」である。

1つ目は写真の後に、2つ目は写真の前にコメントを書いている。

みなさん、どちらが読みやすいだろうか。またブロガーの皆々様はどちらで書いているだろうか。

私は圧倒的に前者派なので、後者タイプの記事を読むときは結構イライラしている。

見た感じ前者のほうが多い気もするが、後者もそこそこ見かける印象。

ニュース記事などではほぼ確実に前者の書き方だろう。

 

どちらにせよ私は今後とも前者で書いていくので、後者派の人は申し訳ないが我慢していただきたい。

T字橋のすゝめ

橋といえば、一般的には2点間を繋ぐもの。

ただし、世の中には3点を結ぶ橋というのが存在します。それがT字橋。

非常に珍しい存在ではありますが国内でも十数個は確認しています。

t.co

というわけで私が個人的に作成したT字橋のマップがこちら。T字とは言いながらも実はY字が含まれています(三吉橋など)。

実際にはまだ自分も行けてない場所が大半なのですが、それは今後訪問してから紹介していこうかと。駅から遠い場所がちょこちょこあるので時間はかかるのが難点ですね。

そんなわけで私が現在訪問済みなのが

相生橋(広島県広島市)

・三ツ合橋(徳島県徳島市)

・三又橋(大分県宇佐市)

の3つ。T字橋オタク名乗っておきながらこんだけなんですねぇ…

相生橋はまぁ皆さん知ってるでしょう。原爆投下目標になったあの橋です。投下目標に選ばれるほどT字橋は橋として特徴的なわけです。

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T字橋の撮影、地上からだとT字とわかる写真を撮るのが非常に難しいんですねこれが。ドローンでもあれば別なんですがジャップランドでは市街地だと制限が多い。

お次は徳島にある三ツ合橋。JR佐古駅から歩いていけます。

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新町川助任川オーソドックスなT字橋ですが、南田宮~中前川区間が曲線を描いているため「)―」のような形状になっています。

アクセスもしやすい・シンプルな姿なので初心者向けT字橋です。

 

最後にイチオシのT字橋をご紹介。それがこちら、「三又橋」!

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なんと、沈下橋のT字橋。おそらく唯一の存在でしょう。佐伯市番匠川水系久留須川にもT字橋があるという記述がWikipediaなどに見受けられますが、おそらくこれは「三股橋」をT字の意味の三股と誤解した記述と思われます。(三股は地名)もっともこちらの三又橋の三又も地名になっているのですが、こちらは見ての通り正真正銘のT字です。

駅館川津房川の分岐部に架かっており、三又・上拝田・新洞を結んでいます。

もちろん分岐部を車で曲がるのは無理です。そもそもその先に車道はありません。場所は宇佐別府道路の院内ICからすぐで、車でのアクセスは容易です。ただし付近で駐車場はないので車を停めるにはこの橋を渡る必要があります。沈下橋超怖いです。

ちなみに大分県内では沈下橋のことを沈み橋と呼称します。

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国道から降りる道はこのような狭い急坂なのでここで駐車はやめたほうがいいでしょう。

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見事なT字です。この写真は脇にあったひん曲がって今にも折れそうな梯子のような何かを片手で掴んで撮りました。良い子は真似しないように。

見ての通り景観も素晴らしい場所なのでオススメです。

公共交通でのアクセスはJR中津駅から安心院(あじむ)行きの大分交通(1日7~5本です)で三又川で下車。ちなみに豊州鉄道→大分交通豊州線の三又川駅があった場所のようです。

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のどかな風景に架かるT字橋、絵になりますねぇ

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すぐ近くには県指定有形文化財に指定されている五連アーチの石橋「鳥居橋」もあります。大正5年製で、その美しい姿は「石橋の貴婦人」と呼ばれています。訪れた際はぜひどうぞ。

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貴婦人と呼ばれるだけあってなるほど美しいですね。

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周りには小さな竹林が広がっています。

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鳥居橋ごしに見た三又橋。ここからだとT字がわかりませんね。すぐ上流側に新橋が架けられておりそちらから橋を眺めることができます。

宇佐市は75もの石橋が存在する、石橋の町なんです。

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橋の手前から。三又橋はただでさえ渡りづらい沈下橋なのですが、よりによって両詰が急坂+急カーブなので特に車で渡るのは怖い橋です。車で訪問する際はお気を付けください。

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橋から眺めた駅館川の風景。右の山は和尚山です。

他に山間部にあるT字橋は山形県の弘法物見橋があります。こちらも訪問は大変そうです。

 

今回はT字橋を紹介しましたが、T字だけでなく橋というのは魅力的なものです。1つとして同じ橋は存在しません。いくつか紹介しましょう。

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第二音戸大橋(広島県呉市)。石崎汽船/瀬戸内海汽船のフェリーから眺められます。深田サルベージ建設の起重機船「武蔵」が架橋したことで有名です。橋をまるごと釣り上げてるんですよ、すごいでしょう。気になる方は調べてみて下さい。奥の橋は音戸大橋

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東京ゲートブリッジ(東京都江東区)。レインボーブリッジと比べると通る機会はあまりないですが特徴的な上下トラスが魅力。この橋も架橋に武蔵が活躍しています。羽田のRWY22に着陸する飛行機から空撮。RWY22アプローチはマリンスタジアムやディズニーなどが空撮できるので結構楽しいです。

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興産大橋(山口県宇部市)。宇部で興産といえばピンと来る人も多いでしょう、宇部興産専用道路の橋です。つまりこのクソデカい橋、私道なんですね。あの萩森物流(宇部市)と新川物流(美祢市)のダブルトレーラーが行き交っている橋です。

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参考までに萩森物流のケンワースT604。宇部興産専用道路もいろいろ紹介したいですが橋の話題から外れるのでまた今度。というか工場周辺の区間でしか撮れてないんですよね。

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若戸大橋(北九州市若松区戸畑区)。実は建設から56年も経った橋で、日本の長大橋の始まりと言われています。12月から無料化されます。

まだ細々と走っている若戸渡船とのツーショットがおすすめ。橋の開業とともに渡船が廃止される例は数多いですが、ここはうまく共存していますね。橋と渡船の共存といえば富山県新湊大橋富山県営渡船があります。

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中朝友誼橋(中国/遼寧省丹東市~朝鮮/平安北道新義州市)。中国と朝鮮を結ぶ国際橋です。道路と鉄道の併用橋で、平壌への国際列車もこの橋を通ります。

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その隣にある鴨緑橋大橋。朝鮮戦争時に国連軍に爆撃されて朝鮮側がなくなっており、現在は史跡として整備されています。

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歴史的にも重要なこの橋ですが、構造的にもこの橋は注目すべき点があり、それがここ。この橋は元々旋回式可動橋だったのです。日本だと羽田可動橋などが有名ですね。

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みんな大好き旭沢橋梁(北海道夕張市)。すでにシューパロダム完成に伴い水没してしまいましたが、まだ渇水時には見ることができます。珍しいトラスドガーダー式を採用しており見慣れたトラス橋を逆さにしたような姿が特徴的です。

 

とりあえずはこんなもんでいいでしょう。魅力的な橋はまだまだたくさんあります。ぜひお気に入りの橋を見つけてみてください。

 

まずはT字橋からどうぞ!

JR四国全線復旧記念、宇和海遠征

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普通車のトイレと1両ワンマンと8000のグリーン席以外にこれと言った欠点が見当たらない我らのJR四国なのだが、平成30年7月豪雨による各地の不通が9月13日付けですべて解消。観光に力を入れてるとはいえがっつり赤字の予土線に至るまでしっかり復旧してくれたJR四国には感謝の限りである。

さてそんなJR四国くんの趣味といえば、激安フリーきっぷのばら撒きである。四国フリー、グリーン紀行、若者限定、バースデー、再発見早トクなど、乗り鉄としては非常にありがたく且つ18きっぷなんぞを使うのがバカらしく思えるほど充実している四国のフリーきっぷ。となりの似たような色のJRも見習ってほしいものである。なんだ2人以上限定ってふざけてんのか。

今回JRは謝恩きっぷなるものを用意してくれた。そうでもしないと四国外から人が来ないのだろう。本州の人間なぞ8割方は四国なんてなくなってもかまわない、徳島がどこだか知らない、松山と松江の違いもわからないような連中ばかりである。その謝恩きっぷ、全線特急フリー1万円の「四国全線開通謝恩フリーきっぷ」、そして松山~宇和島フリーの「卯之町宇和島間開通謝恩きっぷ」の2つが発売された。今回使用したのは後者だ。

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安い。

本当は3連休使って四国全域回りたかったものだが、今回は金が無い上に実は2年連続でバースデーきっぷを使って四国中回っているのだ。今回は特急「宇和海」の撮影に特化して回ることにした。

 

筆者は本来相模の民であるが、今は一時的に伊予の民である。伊予某所から前日夕方に松山入りする。

 

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宇和海は通常モノクラスだが、しばらくは代走で予備車の2005が連結されている。今回は普通車利用だが、事前発券がないこともあって基本空いてるのでグリーン紀行やなんかで乗るときは狙うといい。

 

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伊予吉田駅は土砂流入の被害が大きかった駅で、線路を見てみると敷設し直しているのがよくわかる。そうでない部分もまだ流入した土砂が残っているのがわかるだろう。

ここから特急にはしばらく乗らず、撮影に専念する。

 

 伊予石城で下車。あろうことか一面の濃霧である。これではマトモに撮影できないじゃないか!

目星をつけていた駅すぐの踏切まで向かう。

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は?

まあポイント自体はこの反対側なのだが、この有様である。秋の撮り鉄の敵、セイタカアワダチソウというやつ。実は去年徳島でもやられている。

四国はこれがやたら多い印象が強い。四国は田舎の割に撮影地がやけに少ないのだ。

仕方ないので以前行ったアウトカーブのポイントまで移動。本当は直線で撮りたかったのだが致し方ない。

ここではキハ185-3100がメインターゲット。霧も晴れたので問題なく撮れそう。

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側面が暗いがまあ及第点だろう。この185-3100、四国で一番好きな車両なのだがいかんせん運用が少ない。1日たった6本である。6運用ではない。ちなみに運用自体は3運用だ。

この列車は913D。松山604発の宇和島行き海線周り。他の運用は早朝の上りだの夜だの伊予市止まりだの乗り鉄には優しくない列車ばかりなので、乗り鉄を楽しむならこの列車だろう。早朝の上りも九州からフェリーで来るとちょうどいい時間ではあるが、913Dの魅力は宇和島まで通しであること。3時間ほどの旅が楽しめるぞ。

2本目は1055D。パンである。

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…忘れてはいけないのだが、筆者は基本的に撮影が下手なのである。しかも最近船の撮影にばっかり慣れたせいでクソ速い(船比)列車の撮影が苦手になった節がある。

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ド逆光の1058Dを撮って撤退。

 

 次の撮影地は喜多山である。ここでは駅前の踏切からアウトカーブを狙う。

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はぁ~~~~~~(クソデカため息)

あ ほ く さ

2か所目も潰されたので、少し歩いた場所にある別のポイントに向かう。ただまぁここ事前の調査では逆向きのポイントだったのだが、実際行ってみると両側撮れたのでひとまず安心。

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1059D。なんかイメージと違ったがいいとしよう。ヘタクソゆえ下手に側面から狙うと切り遅れるのだ。ただ一般的な宇和海の編成を撮れるタイミングがここしかなかったりする。他はパンだったりGがついていたり2両だったりNがついていたりだ。

で、次の1060Dがそのパンなのだが。

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側面は切り遅れるっつったろお前

パン2回を2回ともミスったので、どうやら私はやなせたかし先生に嫌われている節がある。2年前に丸亀で撮った時タイミング的に上下ともしおかぜがパンだったのを愚痴ったのが悪かったのか?ミッドナイトEXPがパン運用で文句言ったのが悪かったのか?

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…単に下手なだけである。4635D。

写真の腕を人のせいにしてはいけない(戒め)

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1062Dは失敗しなかったのでよし。後ろを見た通り愛しのTSEが引退したので徳島からNが転属しているのである。これだけ見るとまるでしまんとである。

 

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撮影を切り上げ、内子に向かう。せっかく特急フリーなのにキハ54に乗ってばかりだ。

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内子駅前に保存されているC12 231

内子で昼飯を買い込み久々に宇和海に乗る。

 

 無意味に松山まで往復し八幡浜へ。

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八幡浜南予バスでも撮りたいところだが時間が合わなかったのでパス。

 

 

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へんなラッピングの54で平野へ。平野といえばスポナビの通知で大谷情報がバカスカ来るのだが、ダイヤモンドバックスに行った我らがオリックス平野の情報はとんと来ない。一昨日2セーブ目をあげたぞ。オリックス自体が不人気なのは仕方ないがあまりにも不憫でならない。

で、その伊予平野の撮影地。俯瞰気味の場所でこれなら草も避けられるだろうと楽観視しながら小学校の運動会を横目に撮影地に向かう。小学生の写真は撮っていないので安心してほしい。

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秋に撮り鉄はやめよう。

撮影地を変えたいところだが時間がそんなにないのだ。

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1067D。仕方なしこういう形になる。せっかくのG代走が台無しである。

撮り終えた後急いで撮影地を変え、今度は伊予灘ものがたりを狙う。幸い新撮影地は草も邪魔ではなかった。

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完全に構図を見誤り爆死、しかも露出もミスっている。

この辺はもはや西大洲のほうが近いので歩いていると。

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1070D通過。

この辺でよかったやんけ!最初っから西大洲で降りればよかったんや!

しかも西大洲は降りたことがあるのである。

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最初は伊予平野への所要時間的に諦めていた1069D。今回のベストショットである。

N先頭を撮れたのは単純にうれしいのだが、最初から1067Dも伊予灘もここで撮っておけばよかったので複雑である。

しかしながらNの宇和海は未だに慣れない。編成と本数も相まって完全にうずしおの誤幕か何かである。

 

 ここで切り上げ、余った時間はすべて乗り鉄に充てる。

 

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 まぁただひたすら宇和海に乗るだけである。32号なんかはガラガラだった。こんな末端に16.5往復とかJR四国は正気か?と思うが案外乗ってはいる。もっとも窓側に余裕で座れる程度ではあるのだが…

ちなみに最初に乗った1051Dもガラガラであり、なんと伊予大洲発車時点で3両に3人だった。

 

 

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最後の最後にN。

 

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 終電でなぜこんな謎の事をしているのか。

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今回のお宿がここだからである。待合室すらないホームのベンチで海風を浴びながら1泊。超寒い。もう9月も下旬に差し掛かろうという時期である、さすがに夜に半袖1枚は厳しいものがあった。着替えの半袖を無理矢理かぶって耐え忍ぶ。もっともすぐ近くにファミリーマートがあったのでヤバくなったら避難するという選択肢は選べた。

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朝の一枚。今回32には1度しか乗っていない。

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2日連続で913Dを撮る。イイナァキハ185、乗りたいなぁ。

 

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まぁ乗るんだが。これで松山まで向かい、あとは某所まで帰るだけである。

今回の旅の模様はこんなところ。

豚カツは、人類悪である。


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なぜか大半の人間からきちがいのごとく扱われるのだが、私は豚カツという汚物に等しい代物が吐くほど嫌いである。吐くほどというのは決して誇張ではない。実際に初めてまともにトンカツ屋というものに連れていかれてヒレカツを口にし、のちほどなくして嘔吐した実績がある。

かの預言者ムハンマドは初めて豚カツを口にしてその不浄の極みというべき汚物のような味に三日三晩苦しんだため後に聖典クルアーンには豚肉を禁忌とする律(2-173/5-3/6-145)が書かれたということは有名な話であるが、イスラームの教えが広まっていない極東の蛮族の国ではこの豚カツが広く親しまれているのだ。

私には理解できない。全くもって理解不能だ。小学生の時分は狭い知識量のもと好き嫌いが無いなどと豪語していたものだが、がアッラーの他に神はないことから私も人の子であるので人並みに好き嫌いというものがある。豚カツ以外にも苦手な代物(代表的なものでは海藻類、とろろ昆布、ローストビーフ、そして話題の汚物である)はあるのだが、大半は「私は無理だがこれが好きな人の気持ちもわからんでもない」という想像はできる。しかし豚カツに関しては「これのどこに美味いと感じる要素が…?」と疑問に思いながら嘔吐するのである。ましてや万人に好かれる人気メニューの地位を獲得しているのは全く理解に苦しむのだ。経団連並に毛嫌いされて然るべきではないのか。

勘違いしてほしくないのだが、私は豚肉が嫌いなわけではない。犬や鶏、鯨に鴨などと比較したらどうしても劣るのだが、豚肉の他の料理は好きだ。スペアリブなど大好物である。なのでその味を台無しにする冒涜とも言うべき調理に尚更憤りを覚える。

食べなければいいといえばそれまでだが、残念なことに私は今寮生活であり、来年度からは船の中で賄いを食う生活になる。選択ができないのだ。よって泣きながら食らうか捨てる羽目になる。しかも豚カツは基本的にメインディッシュなためその時の食事は著しく少なくなってしまうのである。

よって私が基本的人権を享受するために、豚カツという概念を地上から一掃しなければならない。地上というのは無論海上も含む。むしろ海上のほうが重要だ。しかし賛同してくれる人間が未だ見つからないのだ。

私と同じく豚カツが死ぬほど嫌いだという人間がいたらぜひ声をかけてほしい。そして豚カツを発明した人間は揚げ殺されろ

一年


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誰も見ないから放置してた

 

特にこれといって話したい話題があるわけでもないですが、突っ込んだタンカーの話でもしましょう。

 

例のタンカー「宝運丸」は、日之出海運が保有鶴見サンマリンが運行する白油タンカーです。

そうそう、一般市民ならいざしらずバカなマスコミが神戸で乗り上げたガット船をタンカーとか言ってましたが、タンカーとは油送船です。貨物船全般のことではありません。まずみんな船のこと知らなすぎるんや。

宝運丸の事故ですが、状況を見た限り「走錨」を起こしたと見て間違いないでしょう。走錨とは、錨泊していた船が流されることです。

ここで皆さん、錨というのはどうやって船を留めているか知ってますか?聞いた話だと錨を岩に引っかけたりして留めてると思ってる人もいるようです。

実際には岩場に錨泊なんてしません。錨地の選定としては最悪です。

こういうわけです。走錨って珍しいことじゃないんですよ。

「台風来るのに船乗ってるとかバカか?」という意見も見ましたが、逆です。岸壁に付けてると岸壁とぶつかって船体と岸壁を傷付けたりという危険があるので基本的に海が荒れるときは出港して沖に錨泊します。

台風や強風のときにAISで東京湾を見てみるといいでしょう。凄まじい数の船が錨泊しています。まああそこは普段からたくさんいますが…

宝運丸の船員に過失があったかは定かではありません。事故調査は始まったばかりです。外野がどうこう言うのはやめて調査結果を待ちましょう。

まあ1年以上かかるでしょうけど。

石廊崎でコンテナ船と米軍艦がぶつかった事故もまだ調査中なんですよ。事故調ほ時間がかかるのです。

 

ちなみに画像のアプリはMarine TrafficというAIS情報を表示するアプリです。500円の有料アプリですが面白いですよ。類似した無料アプリもありますし、web版は無料で見れます。船好きには必須アイテムです。Flightradar24の船版と言えば航空ファンの人はわかるでしょう。

 

ではこのへんで